カサ・デ・カンポ(Casa de Campo)はマドリードにとって重要な緑地帯で、敷地面積1,722ヘクタール以上を誇る、スペイン最大の都市公園です。首都の南西部に位置し、マンサナーレス川(Río Manzanares)の岸からポスエロ(Pozuelo)など他の市との境界や、エル・パルド山(Monte del Pardo)をはじめとする他の森林地域にまで広がっています。植生はカスティージャ地方の高原の牧草地と同様に、基本的にカシとマツの森です。
かつて王家ならびに上流階級の所有地であったこの場所には、バルガス宮殿(Palacio de los Vargas)、クレブラ橋(Puente de la Culebra)、水運搬用塀ラ・タピア(LaTapia)、庭園であったエル・レセルバド(El Reservado)など、 歴史の足跡が残っています。
ウォータースポーツでは、2018年の大規模な改修工事の完了により、湖周辺のバルやレストランで休憩しながら大自然や水上競技のトレーニングをを楽しむことができます。可能です。カヌーやボートなどの小型船を運行できるほか、屋内プール1面と夏季に開設する屋外プール3面がある市立ラゴ・スポーツセンター(Centro Deportivo Municipal de Lago)では、水泳のトレーニングも可能です。