犬と一緒にマドリードで行えるプランは増え続けており、犬連れで旅行する人々にとって大きな利点になっています。マドリードは犬が快適に過ごせるよう、様々な場所やアクティビティを提供しています。マドリードでの時間を犬が楽しみ、また訪れたいと思えるような提案をいくつか挙げてみましょう。
象徴的な公園を散歩
犬にもリラックスできる散歩が必要です。その最良の方法は、マドリード有数の独特な公園へ足を運ぶことです。他の犬と遊ぶためのスペースが設けられている公園もあります。しかも、多くの場合、砂場の他に、遊具施設のスロープの上り方や滑り台の滑り方を学ぶアクティビティや、犬の能力増進に使える設備もあります。
市内中心部のレティーロ公園(Parque de El Retiro) で、きっと楽しいひとときが過ごせるでしょう。犬と一緒にエクササイズできるエリアに加え、冬季と夏季の定められた時間にはリードなしでの移動が可能なエリアもあります。その他、エンリケ・ティエルノ・ガルバン公園(Parque Enrique Tierno Galván)、広々としたフアン・カルロス1世公園(Parque Juan Carlos I)、とても美しいキンタ・デ・ロス・モリノス(Quinta de los Molinos)も良い選択肢です。市内には数多くの緑地帯があります。
トレホン・デ・アルドス(Torrejón de Ardoz)最大の緑地帯、レジャーエリアのパルケ・エウロパ(Parque Europa)には、サイズ別のドッグランエリアがあり、障害物やゲームで犬が楽しめます。
「ドッグフレンドリー」なレストランやカフェへ行く
マドリード観光の1日の締めくくりには、数多くあるペット同伴可能な店の1つで、おいしい料理を満喫するのが最高です。犬連れで食事やコーヒーを味わうには、予算とご希望の食べ物に応じた選択肢がたくさんあります。いくつかご紹介しましょう。マラサーニャ(Malasaña)地区のビーガンレストランSuperchulo (Manuela Malasaña, 11)、チュエカ地区とマラサニャ地区の中間に位置するベジタリアンレストラン Superchulo 2.0(Fuencarral, 74)、レティーロ前のEl Perro y La Galleta(Claudio Coello, 1)、Maricastaña(Corredera Baja de San Pablo, 12)、チャンベリ(Chamberí)地区のイタリアンレストランFellina(Caracas, 21)とEl Columpio(Caracas, 10)、Magasand(Columela, 4)、Taberna Arrabal (Plaza Mayor, 23)。
ショッピング
犬も旅行中のプレゼントやご褒美が大好きです。ですから、専門店へ足を運んで、犬が喜ぶ素敵なプレゼントを購入しましょう。新しい毛布やクッションはいかがですか?スーツケースにスペースがないなら、ぬいぐるみ、服、公園で散歩するためのボールは?
良い選択肢は、質の高い製品とあらゆる犬種向けのヘルシーフードがあるサステナブルな店舗、Naturanimal(Marqués de Santa Ana, 9とSan Mateo, 16)です。同店では、休息、散歩、訓練のためのアクセサリーや小物類も入手できます。
犬の素敵な写真を撮影
犬同伴のマドリード滞在の、思い出に残るお土産がご希望ですか?ペットの最高の側面を捉える専門のカメラマンがいます。どこへ行けばいいかわからない場合には、「犬のカメラマン」と呼ばれるエミリオ・クエンカ(Emilio Cuenca)の名前をメモしておいてください。プライベートスタジオがある他、ご希望に応じて、通りやお好みの場所での撮影も可能です。
デボー神殿で夕日を眺める
犬も美しい光景と落ち着いた雰囲気が好きです。そこで、デボー神殿(Templo de Debod)の庭園のような、魅力あふれる美しい場所で日没を眺めることを提案します。スペインで夕日を見るのに最適な場所だと言う人もおり、芝生に敷いた毛布に座って、犬と一緒に夕暮れ時を楽しむことができます。
ドライブインシアター「Autocine Madrid Centro」へ行く
マドリードでは、屋外でペットと一緒に車やハンモックエリアから映画鑑賞をするという、ユニークな体験がAutocine Madrid Centro で楽しめます。このドライブインシアターは 、追加料金なしで犬も同伴できる#PetFriendlyな場所で、毎週木曜日には「犬の午後」。
自然を発見するための遠足を計画する
きれいな空気を吸って、郊外の美しさを堪能するため、マドリードからの遠足を計画してみてはいかがでしょう。ペット歓迎の選択肢が多数あります。エル・エスコリアル(El Escorial)やアランフエス(Aranjuez)はどうでしょう?ナバセラダ(Navacerrada)やラスカフリア(Rascafría)に足を運ぶのは?それともサン・フアン貯水池(Pantano de San Juan)やペラジョス・デ・ラ・プレサ(Pelayos de la Presa)?行く先はあなた次第です。
本を買う
私たちのペットができないのは、話すことと…、読むことだけ。ペットが歓迎される書店があります。ですから、読書好きで、本に囲まれながらコーヒーを楽しみたい方は、マドリードにペット歓迎の書店がたくさんあることを覚えておいてください。Pantha Rei(Hernán Cortés, 7)、La Casa del Libroなどが、ドッグフレンドリーな店舗です。
ドッグマラソン「Perrotón Madrid」に参加する
毎年マドリードでは犬のスポーツイベントが開催されています。ペットと一緒にペロトン・マドリード(Perrotón Madrid)に参加することができます。ペットの責任ある譲受と飼育のためのチャリティーレースです。とてもフレンドリーな雰囲気で、犬は仲間と一緒に市内中心部の目抜き通りを巡り、とても楽しく過ごすことができます。
ご褒美に、ドッグキャンパス訪問
ブルネテ(Brunete)町(マドリード)に初のドッグキャンパス(Campus Perruno)があることをご存じでしたか?犬と人間が楽しめる、面積30,000平方メートルの土地です。怖がりな犬や老犬も水遊びが楽しめるよう、入口がビーチ風のドッグ用プールがあります。ボール遊びや運動をしたり、音楽を聴いたりすることができます。大切なパートナーであるペットのために設計された場所です。
動物病院
マドリッド滞在中にペットの医療援助が必要な場合は、マドリードペット獣医師協会(AMVAC)を通じて、ニーズに最も適した動物病院を探すことができます。
考慮すべき規則
2023年末に施行された動物愛護法には、ペットの飼い主が果たすべき新たな権利と義務が盛り込まれています。交通手段、施設、公共スペースにおけるペットの存在に関しては、「人や他の動物に危険を及ぼさない」という前提のもと、この 3 つのスペースでの犬の出入りが許可されます。 運転手付きのタクシーや観光用車両の場合、「正当な理由がある場合を除き、ペットの車内への乗り入れは裁量に基づいて行われます」。
この法律の目的は、交通機関などで危険を及ぼさない限り、公共スペースにおけるペットのアクセスを促進することです。
ブログ SrPerroのニュースをお見逃しなく