犬と一緒にマドリード

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マドリード旅行を予定しているけれど、ペットと離れたくない?問題ありません。マドリードはコスモポリタンでドッグフレンドリーな街。ペット連れでバカンスを楽しめるよう、様々な便宜が図られていることに気づくことでしょう。犬連れで行ける場所とマドリード市の規則がはっきりわかるよう、ヒントとアドバイスをいくつかご紹介します。

旅行の前に

生後3カ月未満の犬、従って狂犬病の予防注射を受けていない犬は、スペインへ入国できませんのでご注意ください。ペットが満たすべき衛生・個体識別要件(出発国によって異なる場合があります)について知るには、スペイン農業漁業食料環境省の情報を閲覧することをお勧めします。

一般的に、ペットは、読み取り可能なタトゥーかマイクロチップ、有効なパスポートでの個体識別と、狂犬病予防注射が接種済みであることの証明が必要です。最初の予防注射の場合、接種後21日以内は旅行できません。

公共交通機関で

マドリードで犬と一緒に公共交通機関を利用するのは、思っているよりも簡単です。市バスは、犬が適切なキャリーケースに入っており、他の乗客に危険や迷惑を及ぼさない場合に限り、同伴で乗車することが可能です。

電車の近郊線では、ケージに入っていない犬は、口輪と1.5メートル以下のチェーンまたはリード(延長できないもの)を付けていなければなりません。また、乗客一人あたり同伴可能な犬は一匹のみです。RenfeはAVE列車(高速線)でフレンドリー輸送サービスを提供しており、マドリード - バルセロナ、マドリード - マラガ、マドリード - アリカンテ、マドリード - バレンシア、マドリード – サラゴサなど、さまざまなルートで体重40キロまでの犬を同伴できます。

では、地下鉄では?地下鉄も「親友」との利用が可能です。ただし、乗車できる時間帯が定められており、7:30~9:30、14:00~16:00、18:00~20:00は犬同伴での乗車はできません。7月、8月、週末、祝日は終日乗車可能です。乗車の際には、口輪と50センチ以下のリードを付けていなければなりません。また、最後尾の車両に乗る必要があります。

個人タクシーは、犬がキャリーケースに入っており、前もって運転手に知らせた場合に限り、大半の車が犬の同伴を受け入れています。しかし、eTaxiMascotaxiなど、ペット輸送専門のタクシー会社の数も増加しています。

Madrid con perros

通りで

公道はどのように犬を連れて歩くべきでしょう?レティーロ公園(El Retiro)マドリード・リオ(Madrid Río)カサ・デ・カンポ(Casa de Campo)などの緑地へ犬と行きたいですか?犬をコントロールできる耐久性のあるチェーンかリードをつけなければなりません。犬の特徴によって必要な場合には、口輪もつけなければなりません。もちろん、歩行者が通る場所で犬が排便しないようにし、排便した場合には、すぐに取り除いてください。

公園や庭園で、19:00~10:00(冬季)、20:00~10:00(夏季)にペットのリードを外すことができますが、それぞれの開閉園時間を考慮してください。禁止されているエリアや、子供・高齢者のレクリエーションエリアは例外です。

レティーロやフアン・カルロス1世(Juan Carlos I)などの公園には、ベンチ、アジリティゾーン、犬用水飲み場が用意されているドッグエリアがあるのをご存知ですか?一緒にとても楽しく過ごせるでしょう。

店舗で

犬を連れて屋外で飲食が楽しめるテラスが、マドリードには多数あります。ペットが入店可能かどうかは、店主が決めるという規則があります。しかし、犬連れで入店できるドッグフレンドリーな店が増えています。

カフェテリア Federal Café、レストラン El Perro y la GalletaCasa del Libroなどの書店、新たにドッグ用ゾーンを設け、動物の守護聖人サン・ アントンの日を祝う 11 Nudos Terraza Nordés(時間限定あり)などの市場、有名なINDITEXのチェーン店(現行法規を遵守している場合に限る)などの店舗…。リストは長くなり続けています。しかし、店やショッピングモールに入る前に、それぞれの規則を尋ねてください。

Mercado de San Antón

犬向けサービスのオンラインプラットフォームSnauも、マドリードで特にドッグフレンドリーな30店舗を紹介するリストを作成しています。このリストには、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム(Estadio Santiago Bernabéu)近くのCamino Food&Drinksや、チャンベリ(Chamberí)地区の流行の店PerraChica、チュエカ(Chueca)。その他のオプションとしては、Arrabal Madrid やマラサニャ地区の La Pescadería などのレストランが挙げられます。

ホテルでの宿泊は?予約時に犬連れであると連絡し、犬種と体重を伝えて、ペット可であるか、あるいは追加料金がかかるか、尋ねることをお勧めします。しかし、犬連れで旅行できるよう、客室を整備しているホテルも増えています。その例がペット可のデザインホテル、Petit Palaceチェーンで、ベッド、フード、玩具など特別なサービスを提供しています。

ご希望のホテルがペット同伴不可ですか?マドリードには、24時間監視サービスと空調完備ルームを用意しているドッグホテルもあります。

ビジネスとイベント

ドッグホテルの他にも、犬用のショップやトリミングサロン、ドガ(犬と行うヨガ)センター、24時間対応の多数の動物病院があります。家を遠く離れたペットができるだけ快適に過ごせるよう、このように各種施設が揃っています。

犬も主役のイベントに一緒に参加して楽しみたいなら、次のような選択肢があります。Perrotón(責任あるペット譲受けのための連帯レース)、動物の守護聖人である聖アントニウス(サン・アントン)の日(Fiestas de San Antón)(ペットが祝福を受けるよう、人々が動物をサン・アントン教会へ連れて行くことをご存知ですか?)、犬連れで巨大なドライブインシアターに出かけ、ワークショップに参加したり、フードトラックで食事したり、もちろん星空の下で映画を見たりできるGuau, ¡qué alucine!などのイニシアチブ。

マスコットに関する有意義な情報を得るには、アドバイスやおすすめが満載のガイド、Blog SrPerroがあります。

ペット可のホテルリストをご覧ください

 

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    公園と庭園
  • Rosaleda de El Retiro © Álvaro López del Cerro
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    マドリードのテラス
  • Terraza del Café del Río (Avenida de Portugal, 1) © Álvaro López
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