マドリードには、通りが賑わいを見せ、多くの人々が訪れる祭りやイベントがたくさんありますが、クリスマスの到来ほど多くの地域に広がる行事は、ごくわずかです。
11月末のイルミネーション点灯とともに、街に魅惑あふれるシーズンが始まります。
今年は11月22日から1月6日まで、様々な色のイルミネーションが街を彩ります。環境への配慮やエネルギー効率に関する非常に厳しい要件を満たした何百万ものライトが、通りや広場、建物などを照らし、明るさは増しながらも、電力消費量は減少しています。またマドリード・リオでは冬の到来を祝い12月21日、鮮やかなイルミネーションイベント Pasacallesが開催されます。
クリスマスイルミネーション点灯時間 2020-2021
イルミネーションのデザイン
今年特に目新しいのは、この時期の意味を映し出す、クリスマスの伝統的なデザインを用いたモチーフが加わっている点です。プエルタ・デ・アルカラ(Puerta de Alcalá)、プエルタ・デ・トレド(Puerta de Toledo)、プエルタ・デ・サン・ビセンテ(Puerta de San Vicente)、セゴビア通り(Calle Segovia)の高架橋、マヨール広場(Plaza Mayor)の入口で、輝くベレンを見ることができます。
また、カナレハス広場(Plaza de Canalejas)、サン・ヘロニモ通り(Carrera de San Jerónimo)、アトーチャ通り(Calle Atocha)、マヨール通り(Calle Mayor)、モンテラ通り(Calle Montera)、シベレス広場(Plaza de Cibeles)、ネプトゥノ広場(Plaza de Neptuno)、クアトロ・カミノスのロータリー(Glorieta de Cuatro Caminos)では、新しいデザインのイルミネーションが輝きます。
素晴らしいモミの木は、例年のマヨール広場(Plaza Mayor)、フエンカラル通り(Calle Fuencarral)、サン・フアン・デ・ラ・クルス広場(Plaza de San Juan de la Cruz)、コロン(Colón)、プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)に加え、アトーチャ(Atocha)周辺、カスティージャ広場(Plaza de Castilla)、プラド通り(Paseo del Prado)、カルデナル・シスネロス広場(Plaza del Cardenal Cisneros)、オリエンテ広場(Plaza de Oriente)、オペラ(Ópera)、アルトゥロ・ソリア通り(Calle de Arturo Soria)、マドリード・リオ(Madrid Río)でも見られます。
メトロポリスビルのそばの光の球
2020年から2021年にかけてのクリスマスでもう一つ新しい点は、アルカラ通り(Calle Alcalá)とグラン・ビア通り(Calle Gran Vía)の交差点、メトロポリスビル(Edificio Metrópolis)の前に設置された、直径12メートル、重量7トン、LEDライト43,000個の壮観な光の球です。
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