秋季:9月16・17・23・24・30日、10月1・7・8・14・15・21・22・28・29日、11月11・12日
「イチゴ列車」は1984年以来、マドリードとアランフエスを結ぶ伝統的な路線での運行を春と秋に再開しています。アランフエスはユネスコの世界遺産に登録されている小さな街で、首都から南44 kmに位置しています。マドリード州初の鉄道路線を再現している昔の列車は、鉄道博物館(Museo del ferrocarril)から出発し、車内では当時の衣装を身につけたスタッフが、アランフエス産の有名なイチゴを乗客に振る舞います。
1851年、イサベル2世はアランフエス宮殿(Palacio Real de Aranjuez)と首都を結ぶために、イベリア半島で2番目、マドリードで最初の鉄道路線を開通させました。当初マドリードと地中海を結ぶ目的で始まった同路線の敷設工事は、アランフエス駅で終了しましたが、王族にとっての利便性から宮殿まで延長されました。1984年以来「イチゴ列車」は、スペインの工業化を象徴するこの革命的な発明に敬意を表しています。
2022年、「イチゴ列車」を構成するのは、1960年代の貨車1両と貨車兼乗務員車1両、「コスタ」と呼ばれた1920年代の木製客車2両、側面に通路がある1950年代の金属製客車1両、1920年代の食堂車2両です。
「イチゴ列車」は、60年代の車両と、1914年から1930年にかけて建造されMZA社の近郊線(マドリード-サラゴサ-アリカンテ)を走っていた「コスタ」と呼ばれる木製の客車4両で構成されています。
新サービスとして、乗客は、列車に関するあらゆる情報、歴史、ルート、アランフエスの観光と文化の見どころなどが紹介されている新アプリ(Google Play、AppStoreでは近日公開)を、携帯にダウンロードできます。検札係と列車の乗務員全員が、乗客対応のため制服を着用しています。
2023年度運行日時:
観光ルート:
サイクリングイチゴ(Fresas Ciclistas):電動自転車でアランフエスの菜園と並木道を巡るガイド付きサイクリングルート、ヘルメット、歴史的なパルテレと島の庭のガイド付き徒歩見学を含む。
イチゴと音楽(Fresas con Música)(10月22・29日、11月12日):第30回アランフエス古楽祭開催に合わせて特別運行。
複合ルート:
総合案内:
ミゲル・デ・セルバンテスの生誕地を訪ねるユニークな方法 。2023年春季:4月15日~7月1日運行
中世へタイムスリップし、歴史ある街を訪れる楽しい方法 。2023年シーズンの開始日未定:4月15日と22日、5月4日と20日、9月9日と28日、11月4日と11日
レトロな列車でマドリードからサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル修道院へ行き、フェリペ2世の帝国の秘密を見つけましょう。秋季:9月23日~12月9日
マドリード南東部の美しい景色の中を蒸気機関車で走る旅。秋季:10 月 1 日から 12 月 17 日までの日曜日。 土曜日 10月21日、12月23日、30日