Viuda de Vacas

ラ・ラティーナ（La Latina）地区のこの店は、カバ・アルタ（Cava Alta）通り23番地にあった宿屋Posada de San Antonioのタベルナ（居酒屋）としてオープンしました。20世紀初頭にセグンド・バカスと妻が店を購入します。セグンドが亡くなり、妻が経営するようになったため、Viuda de Vacas（バカスの未亡人）という店名になりました。タベルナの常連客は宿泊客と一般客で、2つの異なる食堂に分けられていました。

タベルナがあった建物が2006年に改修され、Viuda de Vacasは現在の所在地である、同じくラ・ラティーナのアギラ（Águila）通り2番地に移転しました。以前ほどの広さはないものの、アットホームで温かみのある雰囲気はそのままです。

店のメニューには、最高品質の食材で作られたカスティージャの伝統的な家庭料理が揃っています。代表的な料理は、オックステール、マドリード風カジョス（牛などの胃の煮込み）、鶏のフリカッセ、詰め物をしたウズラ、ラ・グランハ白インゲンマメ、ムルシア風米料理、イカの墨煮です。