Cervecería Alemana

1904年にドイツ人実業家グループがビヤホールとして創業し、現在ではラス・レトラス（Las Letras）地区のサンタ・アナ（Santa Ana）広場を通るなら、ぜひ立ち寄りたいスポットになっています。開業当時とほぼ変わらない装飾（プロイセンの煙突と、壁を飾っていたバイエルンの大きな鏡だけが姿を消しました）のこの店は市内有数の老舗であり、1980年にマドリード商工会議所から「マドリードの伝統的な店舗」として評価されました。

マドリードの他の多くの老舗居酒屋と同様に、この店にも、バジェ・インクラン、ハルディエル・ポンセラ、ロス・パソ、ビクトル・デ・ラ・セルナなど文化界の著名人、マリア・ゲレロやリベジェスなどの舞台俳優、エヴァ・ガードナーなどの女優、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイ、そして特に闘牛界の関係者が足を運んできました。