王宮(Palacio Real)


マドリードの王宮は6月10日(水)に一般公開を再開し、6月14日まで入場無料。開館時間は月曜から土曜の10:00から19:00までと、日曜の10:00から16:00まで。

来週以降は、月曜から木曜の17:00から19:00まで、全来館者を対象に入場料が無料になります。


カルロス3世(Carlos III)からアルフォンソ13世(Alfonso XIII)まで、スペインの国王が住まいとしてきたマドリードの王宮は、スペインの歴史を物語っています。現在まで保存されてきたヨーロッパ王室の住まいを代表する素晴らしい厨房の見学も可能です。

マドリードがスペインの首都となるはるか前に、モハメド1世はキリスト教徒の侵攻からトレドを守るため、マグリット(アラブ語の都市名)に城塞を建設しました。この城塞は14世紀に旧アルカサルとなるまで、カスティーリャ国王の別荘として使用されていましたが、 カルロス1世(Carlos I)とその息子フェリーペ2世(Felipe II)の手により国王の公式の住まいとなりました。しかし1734年の火災で焼失、フェリーペ5世(Felipe V)が新しい王宮の建設を命じます。

当初建設を担っていたフィリッポ・ユヴァッラ(Filippo Juvara)の死に伴い、弟子のフアン・バウティスタ・サケッティ(Juan Bautista Sachetti)が図面を完成させます。そして工事着手から実に17年後の1738年、フェリーペ5世によって工事は完成をみます。新しい王宮に最初に暮らし装飾を完成させたのは、都市開発にかかる多々の改革やイニシアティブのため「市長王」の異名を持つカルロス3世(Carlos III)です。続いて、「鏡の間」を創設したカルロス4世(Carlos IV)やフェルナンド7世(Fernando VII)の時代にも、時計、家具、シャンデリア、燭台といった調度品が加えられました。

ベルリーニ( Bernini )のパリのルーブル美術館の下絵にインスピレーションを受けた建物は正方形の中庭を囲み、ギャラリー、さらには正面のファザード部分に武器の広場(Plaza de Armas)を備えています。各部屋の装飾、配置は王室の必要性に応じ、歳月とともに変化していきます。

3,000余に及ぶマドリード王宮の居所のなかでも、特筆すべきはサバティーニの設計による70段の正階段ティエポロ(Tiépolo)の天井画がある「王座の間(Salón del Trono)」、「アラバルダロスの間(Salón de Alabarderos)」、カルロス3世により「近衛兵の間(Sala de Guardias)」となった舞踊の間、植物をモチーフにした大胆な装飾の「ガスパリーニの小間(Salita Gasparini)」、また薬草の棚、陶製の容器、ラ・グランハ(La Granja)製ガラス瓶のほか、王室の人々のために書かれた処方箋も残る王室薬局、伝説的なアントニオ・ストラディバリにより製作された弦楽器のコレクションのある王室礼拝堂です。

 

王立武具博物館と絵画ギャラリー
 

王宮の王立武具博物館は、13世紀以降のスペイン国王や王室の武器や武具を備えた非常に重要なコレクションです。王宮にはルイス・モラレス(Luis Morales)の「聖母子(La Virgen con el niño)」、フアン・デ・フランデス(Juan de Flandes )による「カトリック女王イサベル(Isabel la Católica )」の肖像、カラバッジョ(Caravaggio)の「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ(Salomé con la cabeza del Bautista) 」など、もっとも重要な国宝を保存されています。ベラスケス、ゴヤ、フェデリーコ・マドラソソロジャなど代表的な画家たちの作品も置かれています。 

 

王室の厨房

今日まで保存されてきた王宮の厨房(Real Cocina)は、その大きさ、全体が保存されている点、調理用品の重要性から、ヨーロッパの宮殿の歴史的な厨房の卓越した例となっています。王室の厨房は地下1階の片側全体を占め、歴史的な設備が保存されていますが、その大半が、イサベル2世とアルフォンソ12世の意向によって1861年から1880年にかけて新しくされたものです。

展示品の全面的な改装を経て、2017年秋より一般公開され見学が可能です。様々な見学の種類と料金はオフィシャルサイトでご確認ください。

王宮では毎週水・土曜日(7・8・9月、および公式行事開催時や悪天候の場合を除く)に衛兵交代、毎月第1水曜日に厳粛な衛兵交代の儀式が行われます。

Geolocation
Palacio Real
Vista aérea Palacio Real © Patrimonio Nacional
Salón Gasparini del Palacio Real de Madrid
Palacio Real
Real Cocina del Palacio Real de Madrid
Servicios: 

有料駐車場

オーディオガイド

ガイド付き見学サービス

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興味に関する情報

所在地

Calle
de Bailén , s/n
28013
観光地: 
Austrias
タイムテーブル: 

冬時間(10~3月)

毎日10:0018:00

夏時間49月)

毎日10:0020:00

休業日: 1月1日と6日、5月1日、12月25日 / 午後3時より閉店 12月24日と31日

開館日は公式行事により変更となる場合があります。詳しくは公式行事一覧をご参考ください

Tipo información turística: 
電話番号: 
(+34) 91 454 87 00
Eメールアドレス: 
info@patrimonionacional.es
ウェブ: 
https://www.patrimonionacional.es/real-sitio/palacio-real-de-madrid
地下鉄: 
Ópera (L2, L5, R)
Plaza de España (L2, L3, L10)
近郊電車: 
Madrid-Sol
バス: 
3, 25, 39, 46, 62, 75, 138, 148, C1, C2, N16, N18, N19, N20
入場料: 

料金は公式ウェブサイトでご確認ください

無料:

 

EU市民、居住者、EU内での労働許可保持者、イベロアメリカ市民は、月曜~木曜の16:0018:0010月~3月)、18:0020:004月~9月)に限り、王宮の入場料が無料となります。国籍、居住・労働許可の証明が事前に必要です。

王宮+厨房見学:

  • 基本料金:14 €
  • 割引料金:9 €
  • 無料の王宮+キッチン: 4 €

王室の厨房のみの見学: 5 €

王宮+王立劇場のセット見学:15 €