ナイトライフ:ラバピエス

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  • La Cocina de San Antón
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マドリードの夜が完全に多文化的である空間が存在するとすれば、それは間違いなくラバピエス。首都の同地区の多民族的な特徴が、ナイトライフを包むアフリカ、アラブ、ラテン、フラメンコのリズムに反映されています。世界中の味とサウンドを提供するバル、レストラン、パブや、幅広いナイトカルチャー、人気が高まる一方のこのエリアの雰囲気に、いつでも再び足を運びたくなります。

エンバハドーレス(Embajadoresエンペラドール・カルロスVEmperador Carlos Vの両ロータリー、アントン・マルティン(Antón Martínティルソ・デ・モリナ(Tirso de Molinaカスコーロ(Cascorroの各広場の間に位置するラバピエス(Lavapiés)。地下鉄のエンバハドーレス、アトーチャ(Atocha)、アントン・マルティン、ティルソ・デ・モリナの各駅に同エリアへの出口があります。

ラバピエスの商店の電気が消えていくに従い、文化スペースに明かりが灯っていきます。バジェ=インクラン劇場(Teatro Valle-Inclánラ・カサ・エンセンディーダ(La Casa Encendidaのコンサート(夏季にはDJのリズムに合わせてテラスで開催)、自主管理社会センター「ラ・タバカレラ」(La Tabacaleraシルコ・プリセ(Circo Price国立フィルム・ライブラリー(Filmoteca Española、映画の多目的ホールアーティスティック・メトロポル(Artistic Metropolにより、ラバピエスには芸術と実験的な雰囲気が満ちあふれています。Citynizer Plazaはカスコロ広場にほど近く、現代的で広々としたガーデンテラスを備えています。

様々な国籍の人々が共存しているため、世界中の味が楽しめます。その例が、イタリア料理のNAP、ギリシャ料理Egeoイギリス風料理Los Chuchisレバノン料理Habibi、そしてもちろんインド料理AnarkoliMoharajTaj Mahalです。また、Yeca Estrit Fud は、アジア系ストリートフードを専門とする小空間です。ラバピエス、アベ・マリア(Ave Maríaミゲル・セルベ(Miguel Servetの各通りでは、様々な国の風味が堪能できますが、アルグモサ通り(Calle Argumosaでは昔ながらのタベルナ(居酒屋レストラン)やモダンなガストロバル(創作パスタを出すバル)の活気に満ちたテラスが注目を集めています。最近では、驚くような空間で軽食がつまめる、リニューアルした映画館兼バルのSala Equisや、1980年代のマドリードへのオマージュであるレストランで、ラス・レトラス地区(Barrio de Las Letras)に隣接するLas chicas, los chichos y los maniquísなどがオープンしています。ラス・レトラス、ラバピエス両地区の中間に位置する La Esperanza Bar は改修の後、カクテルやタパスを楽しめるモダンなバーに生まれ変わりました。

トレシージャ・デル・レアル(Torrecilla del Leal)通りでは、オリジナルのハンバーガーや一品料理が楽しめる小さなバル Los Titos があります。またサンタ・イサベル(Santa Isabel)通りに位置するラウル・サルダニャ(Raúl Saldaña)とシェフのホルヘ・レイナ(Jorge Reina)のプロジェクト、 La Burlona bar では、最新のテクニックによる伝統料理を提供しています。

この地区で味わえる料理のバラエティは、サン・フェルナンド(San Fernandoアントン・マルティン(Antón Martínガストロマーケットによってより幅広いものとなり、これらの市場では昔ながらのスタンドが、グルメの提案、コンサート、ダンスマラソンと組み合わさっています。

食欲が満たされたら、様々なレジャー施設を楽しんでみましょう。Espacio Cultural La VictoriaTeatro de las Culturas など、多くの場合、昔のマドリードに特有の丸天井のある地下室を舞台に、モノローグ、演劇、バラエティショー、音楽の公演が行われています。

ナイトライフには、Club 33(伝説的なディスコでかつての名称はMedea)をはじめとする流行のクラブと、女性向けの他のクラブとの差別化を図っているこの地区のLGTBIQA+向けの幅広い提案の一部である、エレクトロ・インディー・サウンドが欠かせません。ダンススペースとしては、La Noche Boca Arribaがあります。ラバピエスはRadical GaiやLSDといったLGTBIQA+集団の誕生の地であり、口語表現で「バル・デ・アンビエンテ」と呼ばれるレズビアン向けバルの大半が集中しています。

31 年の歴史を誇る伝説的なSala Caracol にかわって誕生したSala Villanosでは、ジャズ、フラメンコ、ソウル、ファンク、アフロ、その他のトレンドミュージックが楽しめるほか、毎年「Villanos del Jazz」と呼ばれるプログラムを主催しています。

慣習を超越したMedias Puriとそのライブショーも忘れてはなりません。生演奏が聞けるバルをお探しの方にも、El JuglarEl DespertarLa huelga de Lavapiésなど、様々な選択肢があります。

Medias Puri. Noche Lavapiés

オルタナティブシーンとサン・ロレンソ祭

8月第2週、ラバピエスの通りは、地区内にあるサン・ロレンソ教会の守護聖人の日(8月10日)を祝う伝統的なサン・ロレンソ祭(Verbena de San Lorenzoのために飾りつけられ、露店が並んで福引きやコンサートなどが行われます。町内会が始めた人気のアクティビティも同時に開催されます。旬のリズムが響く、融合に重点的に取り組むイベントです。

ラバピエス地区では、地域の多数の店舗が提供する多国籍のタパスと音楽が楽しめる食のイベント、Tapapiésが毎年開催されており、多種多彩な料理を味わうことができます。

 

その他のインフォメーション

楽しみとリスペクトに常に開かれたLGTBIQA+の代名詞的なエリアで、ナイトクラブとともに健在な老舗。

昼間はタパスファンに人気があり、活気あふれるナイトライフの舞台でもある、いつでも心地良い地区の一つ。

幅広い価格帯のさまざまなオプションや音楽イベントが楽しめる、若々しく開放的な雰囲気のナイトライフ。

1週間毎日休むことを知らないラス・レトラス地区。年齢、お気に入りの音楽のスタイル、好きなレジャーの習慣を問わず、満足できるプランがここで見つかります。

  • グラスを傾けてリラックス、踊り明かす夜、演劇鑑賞。どれもマドリードで可能です。気ままに自分のスタイルを選びましょう。

    マドリードの夜
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  • このガイドは、マドリードの食堂、カフェ、レストランやマーケットを気楽に楽しむことを目的としています。

    マドリードのグルメ(PDF)
  • JA-Guía Comer en Madrid (PDF)
  • さわやかでくつろいだ雰囲気の中、マドリードの夜を楽しむ。

    マドリードのテラス
  • Terraza del Café del Río (Avenida de Portugal, 1) © Álvaro López

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